株式投資の基礎⑤【米国,日本,新興国指数関係の投資信託, ETF紹介】

株式投資の基礎

前回の「株式投資の基礎④」では、投資信託とETFの仕組み、そして証券口座の作り方、先行して人気のある投資信託とETFを紹介してしまいましたが、今回は、「そもそもS&P500って何?」「日本株や新興国にも投資信託やETFはあるの?」という疑問が出てきそうなため、米国・日本・新興国それぞれの代表的な指数(インデックス)と投資商品を解説します。


米国指数関係の投資信託とETF

S&P500とは?

S&P500は、アメリカを代表する500社の株価をまとめた指数(=インデックス)です。アップル、マイクロソフト、アマゾンなどの大企業が含まれ、米国経済全体の動きを表す指標として世界中の投資家に注目されています。長期的に右肩上がりの成長を続けており、インデックス投資の王道です。

代表的な商品:

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(信託報酬 約0.09372%)
  • SBI・V・S&P500 インデックスファンド(信託報酬 約0.0938%)
  • Vanguard S&P500 ETF(VOO)(経費率 約0.03%)

ダウ平均とは?

ダウ平均(ダウ工業株30種)は、アメリカの代表的な30社の株価を平均した指数です。S&P500より企業数は少ないですが、歴史が古くニュースでもよく使われます。米国経済の「顔」としての役割があります。

代表的な構成銘柄の例:

  • ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)
  • キャタピラー(Caterpillar)
  • マイクロソフト(Microsoft)

NASDAQとは?

NASDAQは、ハイテク企業中心の株価指数です。アップル、マイクロソフト、テスラ、エヌビディアなどが含まれ、IT・テクノロジー分野の成長を反映します。値動きは大きいですが、成長性も高いのが特徴です。

代表的なETF:

  • Invesco QQQ Trust(QQQ)(経費率 約0.18%):NASDAQ100に連動。ハイテク株中心。

日本指数関係の投資信託とETF

日経平均株価とは?

日経平均は、日本を代表する225社の株価を平均した指数です。トヨタ、ソニー、任天堂などが含まれ、日本経済の動きを表します。ニュースで「日経平均が上がった・下がった」と報じられるのはこの指数です。

代表的な商品:

  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)(信託報酬 約0.154%)
  • NEXT FUNDS 日経平均連動型ETF(1321)(経費率 約0.16%)

TOPIXとは?

TOPIX(東証株価指数)は、東証プライム市場に上場する全銘柄を対象にした指数です。日経平均よりも幅広く日本企業全体の動きを反映します。

代表的な商品:

  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)(信託報酬 約0.154%)
  • MAXIS TOPIX上場投信(1348)(経費率 約0.08%)

新興国指数関係の投資信託とETF

新興国とは?

新興国とは、これから経済成長が期待される国々のこと。中国、インド、ブラジル、インドネシアなどが代表的です。人口増加や産業発展が進んでおり、長期的な成長が見込まれます。

※中国は経済規模は大きいものの、国際的には「新興国(エマージングマーケット)」に分類されています。これは、一人当たりの所得水準や市場の成熟度などが先進国に比べてまだ発展途上であるためです。

代表的な商品:

  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬 約0.187%)
  • iShares MSCI Emerging Markets ETF(EEM)(経費率 約0.68%)

新興国は成長性が高い反面、政治や為替のリスクも大きいため、全世界株式の中に少し組み込む形で投資するのが安心です。


まとめ

株式投資の世界では、米国・日本・新興国それぞれに特徴とリスクがあります。米国は成長性が高く、日本は安定性があり、新興国は将来の成長が期待されます。初心者は全世界株式やS&P500など、幅広く分散された商品から始めるのがおすすめです。コスト(経費率や信託報酬)にも注目し、長期的な視点でコツコツ積み立てていきましょう。

当ブログでは、短期売買ではなく、中長期的な視点に基づく株式投資を主なテーマとして取り上げていきます。 次回は「NISAとは」を公開予定です。引き続きご覧いただければ幸いです。

免責事項

この記事は、投資収益の保証、特定の商品の勧誘、売買の推奨等を目的としたものではありません。最終的な投資や契約の決定はご自身で判断してください

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