r > gとは?「お金が増える仕組み」の話

投資の考え方

📝 はじめに:前回の続き「証券口座の作り方」から一歩前へ

前回の記事では、つみたてNISAを始めるための証券口座の作り方を学びました。 今回は、投資の世界でとても有名な考え方 「r (リターン)> g(グロース)」 を丁寧に解説します。

この考え方を知ると、

  • なぜ株価は長期で上がりやすいのか
  • なぜインフレに負けない資産を持つことが大事なのか
  • なぜ「働くだけ」では豊かになりにくいのか

がスッキリ理解できます。

📘 1. r > g とは?(まずは超シンプルに)

・r(リターン)=株式や不動産などの投資で得たお金が増えるスピード(資本収益率)

g(グロース)=働いて得るお金(給料)が増えるスピード(経済成長率)

そして r > g = “投資によって得られるお金が増えるスピードの方が、給料の増えるスピードより速い” という意味です。

🔍 もっと簡単に言うと…

  • 働いて得るお金(給料)は、ゆっくりしか増えない
  • でも、株や不動産などの資産は、もっと速いスピードで増える

ということ。

📈 2. 具体例でイメージしよう

■ Aさん:働いて給料をもらう

給料の伸び(g)=年 1〜2% (例:毎年ちょっとだけ昇給するイメージ)

※あくまで基本給の昇給イメージであって、昇進等で職位が上がることや転職等でキャリアップする場合はこの限りではありません。(直近はインフレ・物価高の影響もあり、大企業ではもっと高い水準となっていることもありますが、低めに見積もっています)

■ Bさん:株を持っている

株の伸び(r)=年 4〜7% (世界株式の長期平均リターン)

※こちらもオルカンでは直近10年間で約12%であり、低めに見積もっています

✔ 結果

同じ10年でも、資産を持っている人の方が圧倒的にお金が増える

だから世界中で 「働くだけでは豊かになりにくい」 と言われるのは、この r > g が理由なんだ。

🌍 3. r > g が起きる理由(株高・インフレ・時代の変化)

① 株価は企業の成長とともに上がる

企業は

  • 新しい商品を作る
  • 値上げする
  • 海外に進出する

などで利益を増やしていく。 利益が増えれば株価も上がる → r が大きくなる

② インフレで物価が上がると、企業の売上も上がる

インフレ=物の値段が上がる → 企業の売上も上がる → 株価も上がりやすい → r がさらに大きくなる

③ 時代の変化に乗る企業は爆発的に成長する

スマホ、AI、ネット通販など、 時代の波に乗った企業は急成長する。(※時代の変化はより激しくなっているため、同様にリスクも高くなります)

→ 株価も大きく伸びる → r が g を大きく上回る

💼 4. 「富と労働はリンクしない」という現実

r > g の世界では、

  • 労働(給料)はゆっくりしか増えない
  • 資産(株・不動産)は速く増える

つまり、 働くスピードより、資産が増えるスピードの方が速い

だから、資産を持っている人はどんどん豊かになり、 資産を持っていない人はなかなか追いつけない。

これは「不公平」ではなく、 資本主義の仕組みそのものなんだ。

🚀 5. じゃあどうすればいいの?(答えはシンプル)

✔ 資産を持つ側に回る

つまり、 株式やインデックスファンドをコツコツ積み立てる ということ。

  • 給料(g)だけに頼らない
  • 資産の成長(r)を味方につける
  • 時代の変化の波に乗る企業に投資する

これが、長期的に豊かになるための最もシンプルな方法。働きながら堅実に給料を貰い、自分のリスク許容度を把握しながら、その内のいくらかを投資に回す。それをコツコツと長期で継続することが大切だと思います。

🧭 まとめ:r > g を知ると、投資の本質が見えてくる

  • r > g = 資産の成長スピードは給料より速い
  • 株価は企業の成長・インフレ・時代の変化で伸びる
  • 働くだけでは豊かになりにくい
  • だからこそ、資産を持つことが大切
  • インデックス投資は「世界の成長(r)」を丸ごと取り込む方法

当ブログでは、短期売買ではなく、中長期的な視点に基づく株式投資を主なテーマとして取り上げていきます。 次回は実際に証券口座を作成して株式投資を始める前に把握しておく必要がある「リスク許容度について」を公開予定です。引き続きご覧いただければ幸いです。

免責事項

この記事は、投資収益の保証、特定の商品の勧誘、売買の推奨等を目的としたものではありません。最終的な投資や契約の決定はご自身で判断してください

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