情報更新日:2026年10月4日
※本記事は、公開後も必要に応じて内容を見直し、情報を更新しています。
■はじめに

「個別株投資に挑戦してみたいけれど、企業分析って難しそう…」
そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。
投資信託などを利用した分散投資とは異なり、個別株投資では投資する企業について自分で調べ、判断することが重要になります。
とはいえ、最初から難しい財務分析や専門用語をすべて覚える必要はありません。
まずは、
- 個別株投資とは何か
- 企業分析とは何か
- ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の違い
- PER・PBR・ROEとは何か
といった基本から、一つずつ理解していくことが大切です。
私自身も2019年に株式投資を始めた当初は、PERやPBRといった言葉の意味も十分に理解できていませんでした。
その結果、雑誌で紹介されていた銘柄を十分に調べず購入し、含み損を抱えた経験もあります。
そうした経験から、「なぜこの企業に投資するのか」を自分なりに説明できることが大切だと考えるようになりました。
本ページでは、株-STUDYで公開している「個別株分析」カテゴリーの記事を、初心者の方が順番に学べるよう紹介します。
■この記事で分かること
この記事では、
✅ 個別株投資とは何か
✅ ファンダメンタルズ分析の基本
✅ テクニカル分析とは何か
✅ PER・PBR・ROEなど代表的な指標
✅ 企業分析で注意したいポイント
✅ 株-STUDYで学べる個別株分析の記事
について紹介します。
■個別株分析とは?
個別株分析とは、投資候補となる企業について、
- 業績
- 財務状況
- 収益性
- 成長性
- 株価水準
- 事業内容
- 競争環境
などを調べ、投資判断の材料を集めることです。
株価が上昇しているから買う、SNSで話題だから買う、といった理由だけではなく、
「なぜこの企業へ投資するのか」を自分なりに考えるために企業分析を行います。
ただし、どれだけ詳しく分析しても企業の将来や株価を正確に予測することはできません。
分析は「将来の株価を当てるためのもの」というより、投資判断に必要な情報を整理し、リスクを理解するためのものと考えるのがよいでしょう。
■個別株分析には大きく2つの考え方がある
個別株の分析方法は、大きく分けると
「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」があります。
① ファンダメンタルズ分析
企業の業績や財務状況などを調べる分析方法です。
例えば、
- 売上高
- 営業利益
- EPS
- PER
- PBR
- ROE
- キャッシュフロー
- 財務状況
などを確認します。
企業そのものについて調べ、現在の株価が企業の業績や成長性などに対してどのような水準にあるのかを考えていきます。
② テクニカル分析
株価チャートや出来高など、市場で形成された価格・取引データをもとに分析する方法です。
例えば、
- ローソク足
- 移動平均線
- 出来高
- トレンド
などを確認します。
ファンダメンタルズ分析とは見る対象が異なるため、目的に応じて使い分けたり、組み合わせたりする方法があります。
■個別株分析を学ぶメリット
①「なぜこの企業を買うのか」を考えられる
企業分析を行う最大のメリットの一つは、投資理由を自分自身で考えられるようになることです。
「人気だから」
「SNSで話題だから」
という理由だけではなく、
企業の業績や財務状況、成長性などを確認したうえで判断する習慣につながります。
② 株価だけで企業を判断しにくくなる
株価が安く見えても、必ずしも企業が「割安」とは限りません。
反対に、PERなどの指標が高い企業でも、高い成長期待が株価に織り込まれている場合があります。
そのため、株価だけではなく企業の中身を見ることが重要になります。
③ 投資リスクを考えるきっかけになる
企業分析では良い部分だけを見るのではなく、
「この企業にはどのようなリスクがあるのか」という視点も重要です。
例えば、
- 業績悪化
- 競争激化
- 財務悪化
- 金利や為替の変動
- 法規制
- 市場環境の変化
などによって企業価値や株価が変化する可能性があります。
企業分析は、投資先の魅力だけではなくリスクを理解するためにも重要です。
■PER・PBR・ROEは「単独」で判断しない
個別株分析では、PER・PBR・ROEなどの指標がよく利用されます。
ただし、ここで初心者の方に覚えておいてほしいのが、
「一つの指標だけで割安・割高を判断しない」ということです。
例えばPERが低い企業でも、将来の利益減少が予想されているため株価が低く評価されている場合があります。
逆にPERが高い企業でも、高い成長期待が株価に反映されている場合があります。
そのため、
PER・PBR・ROEなどの指標+業績+成長性+財務状況+事業内容
など、複数の情報を組み合わせて考えることが大切です。
■株-STUDYで学べる個別株分析
現在、個別株分析カテゴリーでは以下の記事を公開しています。
① 個別株投資とは?
個別株投資の基本から、メリット・デメリット、投資信託などとの違いについて解説しています。
これから個別株について勉強する方は、まずこちらから読むのがおすすめです。
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② ファンダメンタルズ分析とは?
企業の業績や財務状況などから企業を分析する「ファンダメンタルズ分析」について解説しています。
PERやPBRなどの指標を勉強する前に、まず分析の全体像を理解しておきましょう。
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③ PER(株価収益率)とは?
PERは、株価が1株当たり利益(EPS)の何倍まで買われているかを見る代表的な株価指標です。
PERの数字だけで割安・割高を判断するのではなく、同業他社や過去の水準、企業の成長性などと合わせて確認することが重要です。
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④ PBR・ROEとは?
PBRは株価と1株当たり純資産(BPS)の関係を見る指標です。
ROEは、企業が株主から預かった資本を使ってどの程度利益を生み出したかを見る代表的な収益性指標です。
PERとは異なる視点から企業を見ることができます。
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⑤ テクニカル分析とは?
株価チャートや出来高などを使って、市場の値動きを分析する方法です。
ファンダメンタルズ分析とは異なる視点から株式を見ることができます。
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■初心者におすすめの学習順
初めて個別株分析を学ぶ方は、次の順番で学んでみてください。
STEP1 個別株投資とは?
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STEP2 ファンダメンタルズ分析とは?
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STEP3 PERとは?
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STEP4 PBR・ROEとは?
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STEP5 テクニカル分析とは?
いきなりすべての指標を覚えようとするのではなく、一つずつ意味を理解していくことが大切です。
今後記事が増えた際も、このページから順番に読み進められるよう随時更新していきます。
■今後追加予定の記事
個別株分析カテゴリーでは、今後も企業分析に役立つ内容を追加していく予定です。
例えば、
- EPS
- ROA
- ROIC
- EV/EBITDA
- キャッシュフロー
- 決算書の見方
- 企業の成長性を見る方法
などについても、初心者の方にも理解しやすい形で解説していきたいと考えています。
■個別株投資では分散も意識しよう
個別株には、投資した企業固有のリスクがあります。
どれだけ企業分析を行っても、予想していなかった業績悪化や不祥事、市場環境の変化などが発生する可能性があります。
そのため、特定の企業や資産に資金を集中させるのではなく、自分のリスク許容度に応じて分散を考えることも重要です。
金融庁も、投資に伴うリスクを軽減しながら資産形成を行う方法として、長期・積立・分散投資を有効な選択肢の一つとして紹介しています。
個別株投資を行う場合にも、資産全体のバランスを考えながら無理のない範囲で行うことが大切です。
■管理人からひとこと
私自身、株式投資を始めた頃は、
PERやPBRという言葉の意味も分からず、「雑誌で紹介されていた注目株だから」という理由で個別株を購入したことがあります。
しかし、十分な企業分析をしていなかったため、購入後に含み損を抱えた経験もありました。
その経験から、「自分はなぜこの企業へ投資するのか」を考えることの大切さを学びました。
現在では、個別株を検討するときには株価だけを見るのではなく、企業の業績や財務状況、PER・PBR・ROEなど複数の情報を確認するようにしています。
もちろん、それでも将来の株価を正確に予測することはできません。
だからこそ、
企業について調べる → リスクを確認する → 自分なりの投資理由を考える
という過程そのものが大切だと考えています。
本カテゴリーでは、私自身が初心者の頃に「もっと早く知っておきたかった」と感じた内容を中心に、一つずつ分かりやすく解説していきます。
ぜひ、このページをスタート地点として、一緒に企業分析の基礎を学んでいきましょう。
■まとめ
個別株投資では、株価だけではなく企業そのものを見ることが重要です。
そのために、
- 個別株投資の基本
- ファンダメンタルズ分析
- PER
- PBR
- ROE
- テクニカル分析
などについて順番に学んでいきましょう。
ただし、PERやPBRなどの指標だけで企業の将来や株価を判断することはできません。
業績、財務状況、成長性、事業内容、競争環境など、複数の情報を組み合わせながら考えることが大切です。
株-STUDYでは、資産形成の中心となる「コア」としてインデックス型の投資信託やETFなどを活用しながら、余裕資金の範囲で個別株を「サテライト」として組み合わせる考え方についても紹介しています。
これはあくまで一つの投資方法であり、すべての人に適しているわけではありません。
自分自身の投資目的や資産状況、リスク許容度を考えながら、無理のない投資方法を選ぶことが大切です。
そして、個別株分析について学んだあとは、「管理人の投資体験談」カテゴリーもぜひ参考にしてみてください。
成功した経験だけでなく、失敗した経験やそこから学んだことも紹介しています。
▶ 管理人の投資体験談を見る

■参考・情報源
本記事の作成・更新にあたり、主に以下の公的機関・公式情報を参考にしています。
金融庁|NISA・長期・積立・分散投資に関する情報
金融庁では、株式や投資信託等への投資には元本割れなどのリスクがあることを前提に、長期・積立・分散投資を資産形成における有効な選択肢の一つとして紹介しています。
金融庁「長期・積立・分散投資の考え方」
日本取引所グループ(JPX)|PER・PBR等の株価指標
東京証券取引所では、上場企業についてPER・PBRなどのデータを公表しています。
JPX「規模別・業種別PER・PBR」
日本取引所グループ(JPX)|ROE・PBRと企業価値
JPXプライム150指数では、企業の価値創造を見る観点としてROEと株主資本コストの差やPBRなどが用いられています。
JPX「JPXプライム150指数」
※制度・市場データ・各種指標の定義等は変更される場合があります。最新情報については各公的機関や企業のIR資料などもあわせてご確認ください。
■免責事項
本記事は、株式投資や企業分析に関する一般的な情報を、投資初心者の方向けに分かりやすく紹介することを目的としたものであり、特定の金融商品・銘柄の購入や売却を推奨するものではありません。
株式・投資信託・ETF等の金融商品には価格変動等のリスクがあり、元本が保証されているものではありません。
また、PER・PBR・ROEなどの指標や過去の業績・株価は、将来の投資成果を保証するものではありません。
投資に関する最終的な判断は、ご自身の資産状況、投資目的、リスク許容度等を踏まえ、ご自身の責任で行ってください。
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