情報更新日:2026年10月4日
※本記事は、公開後も必要に応じて内容を見直し、情報を更新しています。
■はじめに

[現在の「投資の考え方」画像を配置]
株式投資を始めると、
「株価が下がったらどうしよう」
「もっと利益が期待できる銘柄はないかな」
「SNSで話題になっている株を買った方がいいのかな」
「今売った方がいいのかな」
など、さまざまな不安や迷いが出てきます。
私自身も2019年に投資を始めた頃は、
- 雑誌で紹介されていた個別株を十分に調べず購入する
- 含み損になると不安になる
- 毎日の株価を何度も確認する
- 「もっと上がる株はないかな」と探す
といった投資をしていました。
しかし、投資について勉強し、自分自身でもさまざまな経験をする中で、
「投資商品について知るだけでなく、どのような考え方で投資を続けるのかも大切」
だと感じるようになりました。
株価は、自分の思い通りには動いてくれません。
だからこそ、
「なぜ投資するのか」
「どの程度の値下がりまで受け入れられるのか」
「どのような資産配分にするのか」
「いつ、どのように取り崩すのか」
といった自分なりの考え方を持っておくことが大切です。
この「投資の考え方」カテゴリーでは、長期的な資産形成を考える上で知っておきたい考え方や投資戦略について、管理人自身の経験も交えながら初心者向けに解説しています。
■この記事で分かること
この記事では、
✅ r>gとは何か
✅ 自分に合ったリスク許容度
✅ コア・サテライト戦略
✅ 投資を始めるときの考え方
✅ 資産を取り崩す「出口戦略」
✅ S&P500やオルカンなど、自分が投資している商品の中身を知る重要性
✅ 長期投資を続けるために考えておきたいこと
などについて紹介します。
■なぜ「投資の考え方」が重要なの?
株価は毎日のように変動します。
株価が上昇すると、「もっと買っておけばよかった」と思うことがあります。
反対に株価が大きく下落すると、
「もっと下がるかもしれないから売った方がいいのでは?」と不安になることもあります。
投資をしていれば、このように感情が動くこと自体は珍しいことではありません。
大切なのは、そのときの感情だけで投資判断をしないために、自分なりの投資方針をあらかじめ考えておくことです。
例えば、
「何のために投資するのか」
「何年間投資するのか」
「毎月いくら投資するのか」
「どの程度の値下がりなら受け入れられるのか」
「どのような資産へ分散するのか」
といったことを考えておけば、市場が大きく動いたときにも、自分の投資目的に立ち返りやすくなります。
金融庁も、金融市場が不安定な状況において、長期・積立・分散投資の重要性を考慮しながら冷静に投資判断を行うことが重要としています。
■長期投資で知っておきたい「長期・積立・分散」
株-STUDYで大切にしている考え方の一つが、「長期・積立・分散」です。
金融庁も、資産形成における基本的な考え方として長期・積立・分散投資を紹介しています。
長期
長い期間運用することで、運用によって得られた収益を再び運用する「複利」の効果を活用できる可能性があります。
積立
あらかじめ決めた金額を定期的に投資することで、購入するタイミングを分散できます。
分散
複数の地域・資産・銘柄などへ投資することで、一つの投資先の値動きが資産全体へ与える影響を抑える効果が期待できます。
ただし、
「長期・積立・分散をすれば必ず利益が出る」という意味ではありません。
株式や投資信託などには元本割れの可能性があります。
金融庁も、投資商品には預貯金より高いリターンを期待できる一方で、元本割れのおそれがあることを説明しています。
過去の実績を用いた長期・積立・分散投資のシミュレーションについても、将来の投資成果を予測・保証するものではないことが明記されています。
大切なのは、投資のメリットだけでなくリスクも理解した上で、自分に合った方法を考えることです。
■株-STUDYで学べる「投資の考え方」
ここからは、「投資の考え方」カテゴリーで公開している記事を順番に紹介します。
最初からすべて実践する必要はありません。
一つずつ読みながら、自分自身の投資方針について考えてみてください。
① r>gとは?「お金が増える仕組み」の話
資産運用について勉強していると、「r>g」という言葉を目にすることがあります。
これはフランスの経済学者トマ・ピケティ氏の著書『21世紀の資本』で広く知られるようになった考え方です。
「r」は資本収益率、「g」は経済成長率を表しています。
ただし、
「r>gだから投資をすれば必ずお金持ちになれる」という意味ではありません。
株式などへの投資には価格変動リスクがあり、将来のリターンも保証されていません。
r>gがどのような考え方なのかを、資産形成との関係も含めて初心者向けに紹介しています。
🌱 ゴール:r>gの基本的な意味を理解する
⬇

② リスク許容度とは?
投資では、「どれくらい儲けたいか」だけでなく、
「どれくらいの損失や値動きを受け入れられるか」を考えることが重要です。
年齢、収入、家族構成、保有資産、投資期間、投資経験などによって、受け入れられるリスクは人それぞれ異なります。
「株価が20%下がっても保有を続けられるか?」
などを考えながら、自分に合った投資額や資産配分について考えてみましょう。
🌱 ゴール:自分のリスク許容度について考える
⬇

③ コア・サテライト戦略とは?
コア・サテライト戦略とは、資産を、
「コア(中核)」と「サテライト(補完)」に分けて運用する考え方です。
例えば、資産の中心となるコア部分では幅広く分散された商品などを活用し、サテライト部分では個別株など、自分の目的に応じた投資を組み合わせる方法があります。
ただし、
「コア=安全」「サテライト=危険」と単純に分けられるものではありません。
どちらにも投資対象に応じたリスクがあります。
資産全体でどの程度のリスクを取るのかを考えることが重要です。
🌱 ゴール:資産全体の配分について考えられるようになる
⬇

④ NISAで何を買っているか知っていますか?【前編】
「みんながNISAを始めているから」
「S&P500やオルカンが人気だから」
という理由だけで投資商品を選んでいないでしょうか。
大切なのは、「自分が何に投資しているのかを理解すること」です。
例えば、S&P500に連動する商品なら、どのような企業が含まれているのか。
全世界株式型の商品なら、どのような国・地域へ投資しているのか。
投資対象を理解することで、価格が動いたときにも「なぜ動いているのか」を考える材料になります。
🌱 ゴール:自分が保有している商品の中身を確認する
⬇

⑤ NISAを続ける「握力」を高めよう!【後編】
前編で投資商品の中身を確認したら、次は、「なぜ自分は投資をするのか?」を考えます。
例えば、
「老後資金を準備したい」
「将来の生活に余裕を持ちたい」
「子どもの将来に備えたい」
など、投資の目的は人それぞれです。
投資目的・目標・投資期間を整理しておくことは、市場が大きく変動したときに自分の投資方針を見直すための材料になります。
また、複利の仕組みについても解説しています。
ただし、「長期間市場に居続ければ必ず利益が出る」という意味ではありません。
投資には常に価格変動や元本割れの可能性があります。
🌱 ゴール:自分が投資する目的と目標を整理する
⬇

⑥ 【前編】投資&出口戦略①
資産運用では、「どうやって資産を増やしていくか」だけでなく、
「将来どのように資産を使うか」について考えておくことも大切です。
この記事では、30歳から投資を始めた夫婦+子ども1人世帯というモデルケースを設定し、資産形成についてシミュレーションしています。
あくまで一つのモデルケースであり、必要な資産額や適切な投資方法は家計によって異なります。
🌱 ゴール:投資の入口だけでなく出口についても考える
⬇

⑦ 【後編】投資&出口戦略②
前編に続き、後編では資産を形成した後の「出口戦略」について考えます。
老後などに資産をどのように取り崩すのか。
投資を始める段階では遠い未来の話に感じるかもしれませんが、
「何のために資産を形成するのか」を考えるきっかけにもなります。
🌱 ゴール:資産を「増やす」だけでなく「使う」ことについて考える
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その他の記事
『投資の考え方』カテゴリーでは、上記①~⑦以外にも、投資メンタルの保ち方などの記事もありますので、興味のある方は一度覗いてみてください!
▶見る

■これから追加予定の記事
投資についての考え方は、一度学べば終わりというものではありません。
投資経験や年齢、収入、家族構成、保有資産などが変われば、自分に合った投資方法も変わる可能性があります。
株-STUDYでは今後、
ドルコスト平均法、複利、積立投資を続けるための工夫、分散投資、投資ルールの作り方
などについても、初心者向けに解説していく予定です。
新しい記事を追加した際は、このページにも随時反映していきます。
■投資で大切なのは「続けること」だけではない
よく、「投資は長く続けることが大切」と言われます。
確かに、長期投資には複利を活用できる可能性があり、金融庁も長期・積立・分散投資を資産形成の基本として紹介しています。
しかし、「何があっても売らずに続ければいい」という意味ではありません。
例えば、
- 家計状況が変わった
- 投資目的が変わった
- リスクを取りすぎていることに気づいた
- 投資している商品の内容が変わった
- 必要な資金が近づいてきた
といった場合には、投資方針や資産配分を見直すことも必要です。
つまり、大切なのは単純に「続けること」ではなく、
自分の目的・投資期間・リスク許容度に合った方法を選び、必要に応じて見直しながら資産形成を続けること
だと考えています。
■SNSの情報に振り回されないために
現在はSNSや動画サイトなどで、投資に関する情報を簡単に得られるようになりました。
私自身も情報収集のために活用しています。
一方で、
「この株は絶対上がる」
「今買わないと損」
「○年後には○倍になる」
といった強い表現を目にすることもあります。
投資の将来を確実に予測することはできません。
SNSやインターネットの情報だけで投資判断をするのではなく、
企業の公式IR情報、金融庁、証券取引所、運用会社などの一次情報も確認する習慣をつけること
が大切です。そして、最終的な投資判断は自分自身で行うようにしましょう。
■管理人からひとこと
私は投資を始めた頃、「どの銘柄を買えば儲かるのか」ばかり考えていました。
雑誌で紹介されていた株を買ったり、毎日の株価を何度も確認したり、含み損になると不安になったり……。
今振り返ると、
「自分は何のために投資しているのか」という一番大切な部分が曖昧だったと思います。
投資について勉強する中で、リスク許容度、分散投資、資産配分、長期投資など、さまざまな考え方を知りました。
そして現在は、
「どの商品が一番儲かるか」ではなく、「自分が無理なく続けられる投資方法は何か」
を考えることを大切にしています。
もちろん、これは私自身の経験からたどり着いた一つの考え方であり、すべての人に同じ方法が合うわけではありません。
だからこそ、このカテゴリーの記事を「正解」として読むのではなく、
自分自身の投資ルールや考え方を作るための材料として活用していただければと思います。
■まとめ
株式投資では、金融商品の知識だけでなく、
「どのような考え方で投資するのか」について考えることも大切です。
まずは、
① r>g
↓
② リスク許容度
↓
③ コア・サテライト戦略
↓
④⑤ 投資&出口戦略
↓
⑥ 自分が投資している商品の中身を知る
↓
⑦ 投資の目的・目標を考える
という順番で読んでみてください。
そして、
投資目的・投資期間・リスク許容度・資産配分について自分なりに整理してみましょう。
投資に「誰にでも当てはまる一つの正解」があるわけではありません。
自分の家計状況や目的に合った投資方法を考え、必要に応じて見直していくことが大切です。
また、金融庁は市場が大きく変動する局面でも、長期・積立・分散投資の重要性を考慮し、冷静に投資判断することが重要だとしています。
「投資の考え方」を一通り学び、
「もう少し企業について調べて個別株投資にも挑戦してみたい」
と思った方は、次の「個別株分析」カテゴリーへ進んでみてください。
ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析、PER・PBR・ROEなど、企業や株価を分析するときに使われる基本的な考え方を解説しています。
▶ 「個別株分析」カテゴリーを見る

■参考・情報源
本記事は、投資・資産形成に関する情報の正確性を高めるため、主に金融庁などの公的・一次情報を参考に作成しています。
金融庁「資産形成の基本」
長期・積立・分散投資、複利、元本割れのリスクなどについて参考にしています。
金融庁「資産形成の基本」
金融庁「安定的な資産形成に向けた顧客対応に関する要請」
市場が大きく変動する局面における長期・積立・分散投資や冷静な投資判断について参考にしています。
金融庁「安定的な資産形成に向けた顧客対応に関する要請」
金融庁「長期投資の効果について学ぼう!」
長期・積立・分散投資の過去データによるシミュレーションと、将来の投資成果を保証するものではない旨を確認しています。
金融庁「長期投資の効果について学ぼう!」
※金融制度、市場環境、税制等は変更される場合があります。実際に投資を行う際は、金融庁、証券取引所、各金融機関、運用会社、企業IRなどの最新の公式情報をご確認ください。
■免責事項
本記事は、株式投資や資産運用に関する一般的な情報および管理人自身の経験・考え方を紹介することを目的としており、特定の金融商品・銘柄・投資手法等の勧誘、売買の推奨、投資助言、または将来の投資成果を保証するものではありません。
株式・投資信託・ETFなどの金融商品には、価格変動、為替変動その他の要因により、投資元本を下回る可能性があります。
また、本記事で紹介しているシミュレーションや過去の市場データ、管理人自身の投資経験等は、将来の投資成果を示唆・保証するものではありません。
投資目的、投資期間、資産状況、家族構成、収入、リスク許容度などは人によって異なります。
最終的な投資・金融商品の選択および売買に関する判断は、最新の公式情報をご確認の上、ご自身の状況やリスク許容度を踏まえ、ご自身の責任で行ってください。
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